大多摩ウォーキングトレイル 2017

ウォーキンングに心地よい、清々しい季節の到来。
大多摩ウォーキングトレイルは古里から奥多摩までの全長約8キロを結ぶハイキングコースで、大自然に触れながら、非日常感を味わいリフレッシュするにはうってつけのスポットです。このコースを散策するのは4年ぶりとなり今回で2回目、そのほかにも奥多摩には年に数回訪れていますが、東京とは思えない美しい風景は変わりなく、飽きを感じることがありません。
今回大多摩ウォーキングトレイルを訪問したのは4月下旬で、東京都心部の桜はすっかり葉桜になっていましたが、奥多摩の桜はまさに満開の時期。古里に到着してしばらく歩くと、青空の中で風に揺られる満開の桜が迎えてくれました。
ウォーキングトレイル入口を過ぎると、あたりは瞬く間に林間の山道へ。高木に日光が遮られてやや薄暗く、アップダウンのある渓流沿いの道が続きます。林間の山道を抜けると、鳩ノ巣の集落となり、家々の合間に咲き誇る桜に目を奪われます。東京都心部の多くの桜スポットは人混みで慌ただしい花見となりがちですが、ウォーキングトレイル沿いの桜は人混みとは無縁でゆっくり、のんびりと鑑賞することができました。13時を過ぎたころ、4年前のハイキングでも訪れた鳩ノ巣小橋手前の喫茶ポッポで小休止。渓谷に面したカウンターに座り、オーガニックのスープカレーをいただきました。昼食後はノンストップで奥多摩に向かって進みます。途中、雲行きが怪しくなるも、何とか持ち直して奥多摩に到着するころには古里を出発したころと同じような晴れ間が戻ってきました。4年ぶりとなった大多摩ウォーキングトレイル。新緑の渓谷美を散策すれば気分もリフレッシュでき、清々しい春の風を満喫することができます。緑が美しく、気候としても過ごしやすい季節です。お気に入りのカメラを持って、奥多摩の大自然を訪れてみるなんていかがでしょうか。